とりあえず実行してみる
ここでは、プログラムを実際に実行して文字列を出力してみます。
また、実行環境構築や実行方法は、他の記事を参考にしてください。
とりあえず、以下のコードを書いて実行してみましょう。
(全ての行の先頭に書いてある行数は削除してください)
1 #include <stdio.h>
2
3 int main() {
4 printf("Hello World!\n");
5
6 return 0;
7 }
上記のコードを実行すると、以下のような文字列が表示されると思います。
Hello World!
コード解説
基本的に自分が処理したいプログラムは、下記の "ここ" に記述します。
詳しくは後ほど解説するので、とりあえずこの形式の中にコードを書けば良いと覚えてください。
int main() {
// ここ
return 0;
}
今回は、"Hello World!" をいう文字列を表示するコードを上記の "ここ" に記述しました。
それが、4行目の以下の部分になります。
printf("Hello World!\n");
これは、printf関数と呼ばれ、printf("") の中に文字列書くと、それの文字列が出力されます。
また、最後の "\n" は改行を意味します。
関数とは、ある処理をまとめたもので、
int main() {}
の部分もメイン関数と呼ばれる関数です。
プログラミングでは、この関数と呼ばれるものをいくつも使用します。
例えば以下の関数は次のような役割があります。
関数 | 説明 |
---|---|
printf() | 出力に使われる |
scanf() | 入力に使われる |
strlen() | 文字列の長さを取得する |
abs() | 数値の絶対値を取得する |
time() | 現在時刻を取得する |
関数については、後ほど説明するので、とりあえずは関数は特定の処理をするものだと覚えておいてください。
そして最後に1行目です。
#include <stdio.h>
これは、printf関数を使用するのに必要な記述になります。
"stdio" は、"standard input/output"(標準 入力/出力) の略で、これを記述することによって、入力や出力関係の関数を使えるようになります。
C言語の習得方法
C言語に限らず、プログラミング言語を習得する一番早い方法は、とにかく書くことです。
まず、サンプルをそのまま写し、それが動作することを確認したら、自分でそのコードを少し変えてみたりして、いじることが大切です。
いじっていくうちに、様々な疑問やアイデアが出てくるでしょう。
逆に、実際に書かないと疑問やアイデアは余り出てこないと思います。
とにかく書いていじり倒し、分からないことは調べることで、どんどんプログラミングが上達するはずです。
プログラミング言語習得には時間がかかると思いますが、根気強く頑張りましょう!!
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