配列の基本
変数がひとつの入れ物だとしたら、配列(array)は、入れ物が複数並んでいるようなイメージになります。
配列は、以下のように宣言します。
型 変数名[要素数];
以下のコードを実行してみましょう。
1 #include <stdio.h>
2
3 int main() {
4 int a[10];
5
6 a[0] = 3;
7 a[5] = 7;
8 a[9] = a[0] + a[5];
9
10 printf("%d + %d = %d\n", a[0], a[5], a[9]);
11
12 return 0;
13 }
出力は以下になったかと思います。
3 + 7 = 10
上記コードの四行目で int 型の配列を要素数10個で宣言しています。
int a[10];
6行目では、配列 a の0番目に 3 を代入しています。
注意しなければいけないのが、配列を参照するときは、0 から始まるということです。
つまり、上記のコードで言えば、配列 a は、a[0] ~ a[9]までが使用できる領域になります。
また、情報系では、数値は 1 からではなく、0 から始まることが多々あるので、慣れておきましょう。
for文と共に使う
配列は、その特徴ゆえ、よくfor文と一緒に使われます。
以下のコードを実行してみましょう。
#include <stdio.h>
int main() {
int i, a[10];
for(i=0; i<10; i++) {
a[i] = i; // 配列 a の i 番目に i を格納
}
for(i=0; i<10; i++) {
printf("%d\n", a[i]); // 配列 a の i 番目を出力
}
return 0;
}
出力は以下になります。
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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